
薄膜で低摩擦、耐摩耗性に優れたカーボン硬質膜DLC、
リードの磨耗を最小限に抑え、長期に安定した品質を維持させます。
リード製品
薄膜で低摩擦、耐摩耗性に優れたカーボン硬質膜DLC、
リードの磨耗を最小限に抑え、長期に安定した品質を維持させます。
DLCとはDiamond Like Carbon(ダイヤモンドのようなカーボン)の略で、主に炭素と水素で構成される非晶質のカーボン硬質膜の事です。DLCの優れた特性をリードに活用する事で数多くのメリットを得られました。
硬度3000HV以上のDLCは耐摩耗性に優れ、従来では早期磨耗により高速織機で製織が困難であった糸種においてもリードのロングライフを実現し、製織範囲を更に広げました。
低い摩擦係数により、糸との接触抵抗を和ら
げる事で糸への負荷も低減し、スムースな開口運動を実現する事でクロスの品位向上も果たします。
硬質素材のコーティングによる耐摩耗性の向上はこれまでも多数トライされてきましたが、コーティング膜厚に起因するリード密度斑の発生により経筋など著しくクロスの品質損なうケースがありましたが、DLCは極めて膜厚が薄いため、コーティング部との境界においても経筋の発生など品位の低下は認められません。