検査装置/試験機/測定機器

スパーク(火花)検知システム

アメリカ・アローサ社は、25年間に亘り世界各国の紡績工場、不織布工場、倉庫、リサイクル処理工場などの繊維関連工場へ独自の火災防止・抑制システムを供給しております。
特殊な検知器により設備内の火花の発生を検知し、検知情報を火災情報、生産ライン制御、消火システム等に瞬時に発信致します。
この検知システムは、施設内の設備や配管に容易に設置可能です。

スパーク検知器の特徴

特徴1:5つのセンサーが統合された独自の赤外線センサー
瞬時に燃え広がる火災の防止には、原因となる火花の高い検知制度が求められます。
搭載された5つのセンサーにより、本検知器の火花の検知視野は160°と広く20ns(「ns」ナノセカンド10億分の1秒)の検知スピードで火花を見逃さずに検知します。
また、内臓されているマイクロプロフェッサにより、電磁波による誤検知を防止し、確実な検知を行うことが可能です。

特徴2:既設の設備や配管等への容易な設置
検知器を設置する配管などにΦ30㎜の穴を開け、穴に差し込み検知器を設置します。

特徴3:容易なメンテナンス
3カ月に1度、検知器のレンズを濡らしたタオルなどでクリーニングして頂くことを推奨しております。

スパーク検知システムの技術仕様

<スパーク検知器 仕様>
サイズ:       長さ110㎜×高さ110㎜×奥行85㎜
重量:        658g
検出火花波長:    400~1,100nm(「nm」ナノメートル:10億分の1m)
検出時間:      20ns(ナノセカンド)
検出対応スピード:  最大50m/秒
検出視野角:     160度
使用温度範囲:    0~50℃
使用可能配管サイズ: Φ1.5m

<ACMコントロールモジュール 仕様>
サイズ:       長さ220㎜×高さ190㎜×80㎜
重量:        2,110g 

 

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